2007年10月27日

No367「花エコプロジェクト2007」おひさまの種まき運動

【STOP温暖化アクションキャンペーン エントリーチーム No.367】
No367「花エコプロジェクト2007」おひさまの種まき運動
チーム名:富士商工会議所 富士ブランド推進会議

団体名:富士商工会議所 富士ブランド推進会議

エントリーカテゴリー:地域活動部門

チーム人数:4000名(事業所)

活動期間:2007年5月1日~11月30日

活動場所:富士市内全域

活動内容:
『“おひさま”の種まき運動』富士山の麓における景観づくりとして街中をひまわりで彩り、明るく元気な街をPRすると共に、産業界の環境保全活動や特産品づくりにも活用します。
《花エコプロジェクト》
1.景観:富士登山シーズンの夏に咲く花として、観光交流客にアピールします。
2.環境:成長が早く二酸化炭素(温暖化ガス)吸収量があります。
3.活用:種・茎・花弁などを活かした特産品づくりを研究します。
・シンボル栽培地…企業・市民の協力を得て、大きなひまわり畑を設けます。
・会員事業所…事業所の花壇・緑地帯・フラワーポットで育てます。
・協力団体等…市内の学校・公共機関等の敷地内で栽培します。

****************************************

No367「花エコプロジェクト2007」おひさまの種まき運動 No367「花エコプロジェクト2007」おひさまの種まき運動 No367「花エコプロジェクト2007」おひさまの種まき運動

<活動内容>
富士商工会議所では、地域ブランドによる活力あるまちづくりを図るため「富士山の恵みである富士地域の素材・名勝・歴史を活かした商品づくり」をコンセプトに事業を推進しています。
地域ブランドづくりには、良い地域イメージが大切である事から、地域資源である富士山と花をテーマとしたイメージアップ事業「花エコプロジェクト」に取り組みました。
≪花エコプロジェクトの概要≫
・ヒマワリ:親しみがあり、比較的管理しやすい花を選定。
・景観作り:富士登山シーズンの夏に咲く花として、観光客にアピールできる点。
・環境活動:成長が早くケナフ同様に温暖化効果ガスの吸収が期待できる点。
・資源活用:種や茎などの副産物を特産品づくりに活用できる点が上げられます。
・広報活動:シンガーソングライターの西島三重子さんが提唱する「おひさまの種まき運動」の趣旨に賛同し、SBSラジオの「おひさま通信」とタイアップしたPR活動を実施しました。

<取り組み結果・感想など>
18年度は栽培実験として、富士山こどもの国の入口で1万本を栽培し、利用研究としてドレッシングの試作やバイオディーゼル燃料の試作・走行実験などを行い、有効性を確認しました。
この実績をふまえ、19年度は25万本分の種を用意し、事業規模を拡大して展開しました。
・商工会議所の4000会員に種を配布し、事業所の花壇やフラワーポットで栽培しました。
・シンボル栽培地を岩本山に設け、市民・企業が参加して大きなヒマワリ畑を作りました。
(岩本山の休耕地800坪に19社2団体の150人とともに、2万5千本分の種まきを実施)
・富士市内の幼稚園・小学校・中学校および公共施設・各種団体の協力で栽培しました。
(幼稚園6・小学校5・中学校2・高等学校1・障害者支援施設1・公民館・花の会ほか)
・本事業の呼びかけに賛同いただいた企業や農家でも大きなヒマワリ畑が作られました。
(第二東名高速道路大渕工事JV・落合町・植田とおる事務所ほか)
・満開となった8月上旬には多くの市民や観光交流客が、夏の風景を楽しまれました。
《感想》 富士山と花の景観は予想以上に好評で、新聞・ラジオ等のメディアで報道されました。

<取組み内容の地域特性(地域の特性をどのように生かしたか)>
日本一の富士山…その麓における景観づくりとして街中をヒマワリで彩り、明るく元気な街をPRすると共に、産業界の環境保全活動や特産品づくりにも活かす事業です。
富士地域に最も観光客が訪れる富士登山シーズンに咲く花としてヒマワリを選定し、地域のイメージアップを図りました。

<取組み内容の独自性(どのような点に創意・工夫をこらしたか)>
富士ブランド事業の構築は、市民や企業の参加によるワークショップで地域資源の掘り起こしを行い、イメージアップ事業として「富士山」と「花」をテーマとした花エコプロジェクトを実施することとなりました。
本事業は、景観づくりと共に環境保全活動や特産品づくりにも活かすべく、副産物で特産品づくりにも取り組みました。
種:収穫した種150㎏から21ℓのヒマワリ油を搾油(宮城県大崎市ひまわり加工組合)富士ブランド認定事業所の協力により、ドレッシングやパンを試作し、11月に開催した「ふじ商工フェア」でヒマワリ特産品を市民にプレゼントしました。
※商工フェアでは、西島三重子さんの「おひさまコンサート」も実施しました。
茎:収穫した茎は製紙機械メーカーの協力でパルプ化し、吉原工業高校の実験用機械で「100%ひまわり紙」を製作しました。

<主な取組み主体(どのような人たちと一緒に取り組んだか)>
 工業都市である富士市は、過去において公害問題が発生しましたが、企業努力により克服した経緯があり、環境には高い意識を持っています。今回の呼びかけにも環境保全の観点から、多くの企業や市民が参加されました。
・4000会員に種を配布し、事業所の花壇やフラワーポットで栽培しました。
・シンボル栽培地を岩本山に設け、市民・企業が参加してヒマワリ畑を作りました。
(岩本山の休耕地800坪に19社2団体の150人とともに、2万5千本分の種まきを実施)
・幼稚園・小学校・中学校および公共施設等に呼びかけ、敷地内で栽培しました。
(幼稚園6・小学校5・中学校2・高等学校1・障害者支援施設1・公民館・花の会他)
・本事業に賛同いただいた企業や農家でも大きなヒマワリ畑が作られました。
(第二東名高速道路大渕工事JV・落合町・植田とおる事務所ほか)

<取組みの継続性(今後も取組みを続けていけそうか)>
本事業は経済団体による新たな取り組みとして、各方面から高い評価をいただいています。
今後は、商工業・農業・観光との連携を視野に関係機関に協力を呼びかけ、事業を継続していきたいと考えています。

<取組みの発展性(今後どのような取り組みが広がっていきそうか)>
富士ブランドでは「富士山の世界文化遺産登録」「富士山静岡空港の開港」等をふまえ、これまで構築してきたプロジェクトを拡充させて全国発信していきます。
イメージアップ事業である「花エコプロジェクト」については、ヒマワリの輪を市民にも広げ、景観づくり⇒環境保全活動⇒資源の活用へとつなげる環境循環サイクルとして確立していきたいと考えています。

<CO2削減効果(どれくらいのCO2削減効果があったか)>
(環境省の計算方式)(乾燥状態のひまわりの重量)500g ×(種の数)250,000本÷2 = 62,500t

****************************************

同じカテゴリー(富士市)の記事画像
No745 地球を考える環境家計簿・スマートファミリー認定
No660 事務室からの発信-温暖化対策と省エネ
No628 無駄をなくす
No625 第2回富士市環境フェアdeちょいエコ宣言
No624 ふじ商工フェアdeちょいエコ宣言
No559 省エネを目指せ!
同じカテゴリー(富士市)の記事
 No745 地球を考える環境家計簿・スマートファミリー認定 (2008-03-04 17:36)
 No660 事務室からの発信-温暖化対策と省エネ (2008-01-10 10:42)
 No628 無駄をなくす (2007-12-14 11:30)
 No625 第2回富士市環境フェアdeちょいエコ宣言 (2007-12-14 11:20)
 No624 ふじ商工フェアdeちょいエコ宣言 (2007-12-14 11:20)
 No559 省エネを目指せ! (2007-12-04 00:20)

Posted by SGWCS at 14:57│Comments(1)富士市
この記事へのコメント
長泉町在住で富士市に通勤しているものです、2009年度の活動内容があれば送ってください。実際にひまわりを植えようと思っておりますので宜しくお願いします。
Posted by かたやまとおる at 2009年06月19日 10:23
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
No367「花エコプロジェクト2007」おひさまの種まき運動
    コメント(1)